石巻市消防団河北地区団機関運用訓練・中継送水訓練

平成28年6月5日(日)、石巻市釜谷字上野地内釜谷沼周辺を会場に「機関運用訓練・中継送水訓練」を実施しました。

機関運用訓練では、消防団車両7台による水利部署から放水開始までの一連の機関運用について全団員が携わり、また、中継送水訓練では、石巻市釜谷字明神山、地内山林からの出火(火点の位置は釜谷沼からの距離約80メートル、勾配60メートル、林道幅は4メートル未満の未舗装道路。)、釜谷沼から中継送水による火災防ぎょが必要になったとの想定により、消防団車両8台(各車両間のホースは6本延長。)による中継送水訓練を実施しました。

特に、中継送水時にポンプに加わる過大圧力を検知し、安全弁によって圧力変動を開放する「コワレンゾー(ポンプ損傷防止器具。)」や「二又分岐」の取扱いについて、更には、デジタル無線機による現場本部と各車両との無線交信訓練を実施しました。

石巻市消防団河北地区団員が一体となって一連の訓練を実施しましたが、真剣な取り組みと機敏な活動が見受けられ、消防技術の向上を含めた訓練所期の目的が十分達成された大変良好な訓練となりました。

機関運用訓練・中継送水訓練