消防のしごとは火事をおこさないようにする仕事と、火事や救急、救助などの仕事の2つに分けられます。
1.火事をおこさないようにする仕事
消火栓・防火水槽の点検
火事のとき、水がないと火が消せないので定期的に点検し、万が一の場合に備えています。
消火栓
- 石巻市 3,004基
- 東松島市 536基
- 女川町 252基
防火水槽
- 石巻市 1,065基
- 東松島市 278基
- 女川町 107基
保育園児等の防火指導
防火指導員が、保育園や幼稚園で防火に関するクイズや映画をとり入れた防火教室を行っています。
防火管理状況の立入り検査
デパートや学校、病院など多数の人が利用している建物や工場、倉庫などの大きな建物で火災が起きないように検査指導します。
また、火事が発生しても被害が少ないように消防設備の管理状況を検査したり、避難訓練などを指導します。
危険物施設などの立入り検査
ガソリンや灯油などを取扱っているガソリンスタンドや燃料店を訪問し、施設や危険物の管理状況を検査して安全を確認します。
2.火事や救急、救助などのお仕事
消火活動
火事がおきるとポンプ車やはしご車が出動し放水して火を消します。
消火活動には消防団員も協力します。
火事の大きさに応じて第1出動から第3出動まであります。
救急・救助活動
消防はあらゆる災害から人のいのちを守ります。
災害には火災のほかにも地震や台風、交通事故、労働災害などいろいろな災害があります。
救急隊やレスキュ-隊が出動します。ポンプ隊も協力して活動します。
火災原因調査
どうして火事が起こったのか?損害はいくらだったのか?火災原因を調査して、同じような火事が起こらないように研究します。
消防訓練
消防職員はいろいろな災害を予測して、いつでも出動できるように訓練を積み重ねています。
訓練は救助活動をはじめ、あらゆる災害活動が安全、確実で、さらにスピーディに行われるように反復して行われます。
特にレスキュー隊の訓練は、きびしい事で有名です。