着衣着火とは?

自分が着ている服に火が燃え移ってしまうことで、次の例のようなものがあります。

  • 料理中、袖口にコンロの火がついた。
  • 花火遊びをしていたら、他の人の花火が触れてしまった。
  • バーベキューコンロの火力を上げようと、チューブ入りの着火剤を継ぎ足したところ、 服に火が付いた。
    (着火剤を途中で継ぎ足す行為は大変危険です!)

「ストップ、ドロップ&ロール」 (止まって、倒れて、転がって)

着衣着火を目の当たりにして、「水などが無い場合」や「火がついた人が走り回った場合」はどうしましょう?!
消火できないどころか、かえって炎が大きくなり、危険が高まりますね。
そこで、アメリカの消防士たちが考えた着衣着火の対処法 「ストップ、ドロップ&ロール」(止まって、倒れて、転がって)という対処法を紹介します。

ストップ

ストップ

慌てて走ってはいけません。走ると風が起こり、かえって火の勢いが大きくなりますので、その場に止まって下さい。

ドロップ

ドロップ

地面に倒れこみ、燃えているところを地面に押しつけるように体と地面をくっつけます。
体と地面との間に、できるだけすきまができないようにして下さい。

ロール

ロール

地面に倒れたまま左右に転がります。転がることで服についた火を窒息消火します。
両手で顔を覆うようにして、顔への火傷を防ぎましょう。

私たちの暮らしに欠かせない「火」ですが、ちょっとした油断でいつ起きてもおかしくないのが着衣着火。
万が一でも冷静に「ストップ、ドロップ&ロール」ができるよう、覚えておきましょう!

問い合わせ

消防本部予防課 電話番号 0225-95-7167