位置及び署所配置図
気候は、東北地方の中部太平洋岸に位置するため、海洋性気候で内陸地方に比較し寒暖の差が少なく比較的温暖な地域である。
昭和46年4月1日石巻市、桃生郡(河北町、矢本町、雄勝町、河南町、桃生町、鳴瀬町、北上町)、牡鹿郡(女川町、牡鹿町)の1市9町をもって発足以来、圏域住民の生命、身体及び財産を火災等の災害から守るため、管内消防団とともに一体となって鋭意努力を重ねています。
当組合消防は、宮城県の北東部に位置し、石巻市、東松島市、女川町の2市1町で構成されている。
地勢は、東部と南部が太平洋に接しており東部海岸地域には、北上山地の一端である丘陵地が連なっている。また、中央地域には、広大な耕地が開け西部地域に当たる東松島市(旧矢本町,旧鳴瀬町)にかけては、南部に低い丘陵が走っている。
消防のあゆみ
昭和44年8月1日 | 石巻地域1市9町(石巻市、桃生郡の河北町、矢本町、雄勝町、河南町、桃生町、鳴瀬町、北上町、牡鹿郡の女川町、牡鹿町)は、自治省の広域市町村圏に設定された。 |
昭和45年4月8日 | 石巻地区広域消防を昭和46年度にもりこんだ「石巻地域広域市町村圏計画」を石巻地域広域都市建設協議会で承認され、4月20日県知事の承認を得て、4月30日自治省に提出された。 |
昭和45年10月24日 | 石巻地区広域行政事務組合の共同処理する事務(既に伝染病、衛生センター、養護老人ホーム、交通災害共済を共同処理している。)に消防を加えることについて1市9町首長会議で承認された。 |
昭和45年12月10日 | 共同処理する事務に消防を加えることの組合規約変更を県知事に申請。 |
昭和45年12月18日 | 上記について県知事より許可。 |
昭和46年4月1日 | 石巻地区広域行政事務組合消防本部を発足した。 石巻地区広域行政事務組合消防本部を発足した。石巻消防署、矢本消防署、中央分署、河北分署、女川分署、渡波出張所、牡鹿出張所により消防業務開始。(職員123名)石巻消防署、女川分署に救急隊を設置。 |
昭和46年4月1日 | 消防庁舎は、昭和46年度において建設するよう努めるものとし、既存の消防庁舎は事務組合に無償譲渡とし、用地は無償貸与することとした。 |
昭和46年4月1日 | 消防車両の整備は、昭和46年度、昭和47年度の2ヵ年で重点的に整備し以後各年にわたり改善充実を図った。 |
昭和46年6月1日 | 石巻地区広域消防は、政令170号により政令指定された。 |
昭和46年12月20日 | 石巻消防署牡鹿出張所庁舎改築。 |
昭和46年12月24日 | 昭和46年度当初において、通信施設の整備拡充に努め有線電話及び無線電話を系統的に消防機関、車両、各市町村役場に配備し、有線施設の運用を開始した。 |
昭和47年1月1日 | 広域消防業務の円滑なる運営と組織市町との連絡整備を図るため消防参与制度を設け、織市町の消防団長10名をもって構成発足した。 |
昭和47年3月1日 | 消防無線施設の運用を開始した。 |
昭和47年5月1日 | 石巻消防署雄勝出張所新築開設。 |
昭和47年6月10日 | 石巻消防署河北分署庁舎移転新築。 |
昭和47年6月15日 | 石巻消防署湊出張所新築開設。 |
昭和47年12月11日 | 石巻消防署河北分署北上派出所新築開設。 |
昭和47年12月17日 | 石巻消防署河北分署桃生派出所開設。 |
昭和48年1月14日 | 広域消防相互応援協定締結。(塩釜地区、大崎地域、登米地域、気仙沼本吉地域) |
昭和48年3月20日 | 矢本消防署庁舎移転新築。 |
昭和48年4月1日 | 矢本消防署に救急隊を設置。 |
昭和48年6月20日 | 石巻消防署渡波出張所庁舎新築。 |
昭和48年7月14日 | 第2次石巻地区広域消防実施基本計画策定。 |
昭和49年4月1日 | 石巻消防署に特別消防隊を配置。 |
昭和49年4月1日 | 石巻消防署河北分署、石巻消防署牡鹿出張所に救急隊を設置。 |
昭和49年4月11日 | 石巻消防署河南派出所新築開設。 |
昭和49年5月1日 | 消防本部に婦人消防指導員を配置。 |
昭和50年4月1日 | 矢本消防署鳴瀬派出所新築開設。 |
昭和54年9月1日 | 消防音楽隊(隊長以下29人)発足。 |
昭和55年12月28日 | 石巻消防署牡鹿出張所庁舎移転新築。 |
昭和57年4月1日 | 組合消防機構の改善を図り消防本部を3課9係とし、新たに課長補佐制度を設け、消防署は石巻、河北、矢本、女川の4署体制に改革、派出所は出張所に格上げし、新体制によりスタートした。 |
昭和57年4月30日 | ライオンズクラブ国際協会より救急車1台寄付受納。 |
昭和58年2月9日 | (株)魚長より救急車1台寄付受納。 |
昭和58年4月1日 | 組合消防機構の一部改善により、消防本部次長を専任制とした。 |
昭和60年11月5日 | (社)日本損害保険協会より化学消防ポンプ自動車1台寄付受納。 |
昭和61年4月1日 | 消防無線新方式により運用開始。(不感地帯解消工事) |
昭和62年12月1日 | (有)ホシノ地所より救急車購入資金寄付受納。 |
昭和63年2月29日 | 消防通信施設取替。 |
昭和63年4月1日 | 定数243名に改正。(23名増) |
昭和63年8月19日 | 石巻地区婦人防災活動連絡会より防火広報車(9人乗り)1台寄付受納。 |
昭和63年10月1日 | 石巻消防署中里出張所新築開設。 |
平成元年8月4日 | (株)高政より救急車1台寄付受納。 |
平成元年11月13日 | 消防本部訓練塔設置。 |
平成2年9月13日 | 宮城県共済農業協同組合連合会より救急車1台寄付受納。 |
平成2年11月16日 | (財)消防科学総合センターより救急車1台寄付受納。 |
平成3年4月1日 | 定数293名に改正。(50名増) |
平成3年11月2日 | 消防本部設立20周年記念式典挙行。 |
平成4年4月1日 | 石巻消防署中央分署に救急隊を設置。 |
平成4年11月1日 | 救急応急処置拡大。 |
平成5年1月6日 | 宮城県共済農業協同組合連合会より救急車1台寄付受納。 |
平成5年6月14日 | (株)丸本組より小型ポンプ付水槽車(10t)1台、防災指導車(乗車定員35名)1台購入資金寄付受納。 |
平成5年6月25日 | 救急救命士1名養成。 |
平成5年11月8日 | 消防本部会議室建設。 |
平成6年4月1日 | 定数294名に改正。(1名増) |
平成7年2月20日 | 石巻消防署に高規格救急車を配置。 |
平成7年4月1日 | 石巻消防署高規格救急車運用開始。 |
平成7年8月17日 | 消防本部庁舎建設検討委員会設置。 |
平成8年4月3日 | 生活協同組合全日本消防人共済会より指揮広報車1台寄付受納。 |
平成8年9月5日 | (協)石巻浄化槽管理センターより指揮官車1台、指令車4台寄付受納。 |
平成9年4月1日 | 定数297名に改正。(3名増) |
平成10年4月1日 | 定数330名に改正。(33名増員) |
平成10年4月6日 | 矢本消防署高規格救急車運用開始。 |
平成11年3月29日 | 河北消防署桃生出張所庁舎移転新築。 |
平成11年4月6日 | 女川消防署高規格救急車運用開始。 |
平成13年11月20日 | 組合消防設立30周年記念式典挙行。 |
平成13年11月20日 | 石広消職員厚生会より消防本部旗ならびにディスクトップ型パソコン21台寄付受納。 |
平成14年4月1日 | 河北消防署高規格救急車運用開始。 |
平成14年4月8日 | 河北消防署会議室棟増築。 |
平成15年3月26日 | 矢本消防署鳴瀬出張所庁舎移転新築。 |
平成15年4月1日 | 管理者制から理事会制への移行。 |
平成15年4月1日 | 女川消防署牡鹿出張所高規格救急車運用開始。 |
平成15年4月1日 | 定数334名に改正。(4名増員) |
平成15年10月1日 | 石巻消防署渡波出張所救急車運用開始。 |
平成16年4月1日 | 河北消防署桃生出張所高規格救急車運用開始。 |
平成16年4月1日 | 定数350名に改正。(16名増員) |
平成16年7月1日 | 河北消防署北上出張所・矢本消防署鳴瀬出張所・女川消防署雄勝出張所の3出張所で救急車運用開始。 |
平成17年3月28日 | 矢本消防署河南出張所庁舎移転新築、高規格救急車運用開始。 |
平成17年4月1日 | 組織市町合併により1市9町が2市1町(石巻市、東松島市、女川町)となる。 |
平成17年4月1日 | 消防本部庁舎建設推進室設置。 |
平成17年4月1日 | 女性消防吏員1名採用。 |
平成18年2月15日 | 定数357名に改正。(7名増員) |
平成18年3月27日 | 消防本部(石巻消防署併設)庁舎建設安全祈願祭 |
平成18年4月1日 | 消防危機管理監設置。 |
平成18年4月1日 | 35m級はしご車配備運用開始。 |
平成19年3月31日 | 石巻消防署中里出張所廃止。 |
平成19年4月1日 | 消防本部(石巻消防署併設)庁舎、高機能消防指令センターⅡ型運用開始。 |
平成19年4月1日 | 消防本部通信指令課設置。 |
平成19年4月1日 | 石巻消防署南分署及び石巻消防署中央出張所改名。 |
平成19年4月1日 | 消防本部庁舎引渡式(理事長から消防長へ) |
平成19年4月25日 | 消防本部庁舎(石巻消防署併設)開庁式 |
平成19年12月16日 | 女川消防署庁舎移転新築。 |
平成21年4月1日 | 石巻消防署南分署庁舎改築。(解体新築) |
平成22年4月1日 | 河北消防署北上出張所庁舎移転新築。 |
平成23年3月11日 | 3月11日、午後2時46分に発生した震災に伴い職員6名が殉職、石巻消防署南分署・湊出張所・渡波出張所(半壊扱)が津波により浸水、河北消防署桃生出張所・矢本消防署河南出張所が地震により一部被害、河北消防署北上出張所・矢本消防署鳴瀬出張所・女川消防署・女川消防署雄勝出張所・女川消防署牡鹿出張所が津波により全壊。消防車両被害23台。 |
平成23年4月15日 | 全国消防長会より消防ポンプ車4台、高規格救急車6台、査察広報車1台、指揮隊車1台無償譲渡。 |
平成23年4月27日 | 台湾 胡榮財氏、張璧夙氏より消防ポンプ車1台及び高規格救急車1台寄贈。 |
平成23年5月26日 | 河北消防署北上出張所が仮設庁舎(石巻市北上保健センター敷地内)に移転。 |
平成23年7月5日 | 女川消防署雄勝出張所が仮設庁舎(特別養護老人ホーム雄心苑敷地内)に移転。 |
平成23年9月30日 | 東日本大震災石巻地区広域消防殉職者慰霊祭 |
平成23年10月7日 | 兵庫県芦屋市より水槽付ポンプ自動車1台、救助工作車Ⅲ型1台無償譲渡。 |
平成23年10月26日 | 矢本消防署鳴瀬出張所が仮設庁舎(東松島市立野野蒜小学校敷地内)に移転。 |
平成24年4月1日 | 女性消防吏員1名採用(計3名)。 |
平成24年4月1日 | 矢本消防署に特別救助隊を設置。 |
平成24年4月1日 | 北見地区消防組合消防本部の第1期研修派遣職員受け入れ。 |
平成24年6月1日 | 女川消防署が仮設庁舎(女川浜字大原)に移転。 |
平成24年10月1日 | 「東日本大震災3.11石巻広域の消防活動記録」発行。 |
平成24年12月10日 | 全国共済農業協同組合連合会より高規格救急車1台寄付受納。 |
平成24年12月11日 | 女川消防署雄勝出張所が新仮設庁舎(小島字和田)に移転。 |
平成25年2月13日 | 北海道 髙橋勝志氏(北見地区消防組合北見消防団長)より救命胴衣160着を寄贈受納。 |
平成25年3月10日 | 消防本部敷地内に東日本大震災殉職者慰霊碑を建立。 |
平成25年4月1日 | 北見地区消防組合消防本部の第2期研修派遣職員受け入れ。 |
平成25年12月20日 | 河北消防署北上出張所が新仮設庁舎(橋浦字行人前)に移転。 |
平成26年3月31日 | 北見地区消防組合消防本部の研修派遣職員受け入れ終了。 |
平成26年4月1日 | 消防救急デジタル無線の運用開始。 |
平成27年4月1日 | 震災後休止中であった消防音楽隊活動再開。 |
平成27年4月30日 | 石巻消防署中央出張所廃止。 |
平成27年5月1日 | 石巻消防署西分署運用開始。 |
平成27年11月1日 | 女川消防署牡鹿出張所移転新築。 |
平成28年4月1日 | 消防本部警防課と消防本部通信指令課を消防本部警防課に統合。 |
平成28年8月31日 | 石巻消防署湊出張所・石巻消防署渡波出張所廃止 |
平成28年9月1日 | 石巻東消防署運用開始 |
平成30年4月1日 | 矢本消防署河南出張所を石巻消防署河南出張所に管轄区域の変更。 |
平成30年4月1日 | 矢本消防署を東松島消防署に名称変更。 |
平成30年4月1日 | 東松島消防署鳴瀬出張所移転新築。 |
平成31年4月1日 | 女川消防署雄勝出張所が移転新築、河北消防署雄勝出張所に管轄区域の変更。 |
平成31年4月1日 | 高度救助隊を石巻消防署へ配置。石巻東消防署へ特別救助隊を配置。 |
平成31年4月1日 | 消防本部警防課を消防本部警防課と消防本部指令課に分割 |
令和2年4月1日 | 河北消防署北上出張所を新築移転。 |
令和2年11月20日 | 東松島消防署を新築移転。 |
令和3年3月11日 | 「礎 東日本大震災の消防活動から ~後輩消防職員へつなぐ石巻消防の記憶~」発行。 |
令和3年4月1日 | 女川消防署を新築移転。 |
令和3年4月1日 | 女川消防署牡鹿出張所を石巻東消防署牡鹿出張所に管轄区域の変更。 |
令和4年2月1日 | 「石巻広域消防50周年記念誌」発行。 |
令和4年7月26日 | 台湾 新竹県 貫新企業集団 薫事長 胡榮財(フウ ロンツァイ)氏から消防車両1台、救急車両1台の購入費用寄付受納。 |
令和5年4月1日 | 石巻地区広域行政事務組合、登米市及び気仙沼・本吉地域広域行政事務組合において指令の共同運用を行うため、「宮城県東部消防通信指令事務協議会」を設置。 |
令和6年4月1日 | 河北消防署を新築移転。 |